DRIVER
服務規程、乗務員心得、接遇/営業所点呼等の教習/車載機器の操作方法/車両点検等の教習
初日は主に座学教習です。
まずは、整備工場にて車載機器の操作方法や車両点検等の教習があり、バスの車両についての知識を身につけていただきます。
その後、本社にて服務規程、バス運転士の心得、接客・接遇、営業所点呼等の教習という流れです。
運転技術、機器操作、接遇等の教習/所長等により見極め
2日目からは、いよいよバスに乗って教習です。
路上教習は、教習専用の車両を使用して行います。
この教習は、バスを安全に運転するための基本や、路線バスのルートを学ぶ教習です。
正しい運転姿勢の確認から始まり、アクセル・ブレーキの使い方、ギア・シフトチェンジなど、これからバスを運転する際に必要な基礎知識を身につけます。
営業運転において教習担当者が同乗/所長等により見極め合格後、終了
3日目からは、営業車両を使用した二人乗務教習が始まります。
二人乗務教習とは、指導運転士が教官として一緒にバスに乗り、二人体制で行われる教習のことです。この教習では実際にお客様にもご乗車いただくため、お客様の立場に立った安全・快適な運転を学んでいただきます。
急発進・急加速など、「急」がつく運転や、ふらつきなどの「むら」のある運転をしないことがとても大切です。
また、運転の技術に加えて、お客様をおもてなしするための接客・接遇のスキルも身につけていただきます。こちらの教習でも、最後には見極め試験があります。
合格のポイントは、路上教習で前述した3つのポイントを応用して、様々なことが起こった時に実際に正しく対応ができるかという点です。加えて、お客様への接客・接遇がきちんとできているかという点も重視されます。
この見極め試験に合格できれば、晴れて運転士として独り立ちとなります。
MECHANIC
入社後は、研修や実務経験を積みながら三級整備士資格の取得を目指します。
三級整備士資格を取得すると、整備管理者(トラックやバスなど大型の事業用自動車の点検整備を行う)になることができます。
三級整備士取得後は、引き続き経験を積みながら二級整備士資格の取得を目指します。
二級整備士は「整備管理者」から一歩進んで整備主任者(車の分解整備において、作業内容が国の定めた保安基準に適合しているかどうかを監査し管理する)になることができます。
二級整備士取得後は、自動車検査員を目指します。
自動車検査員とは国家資格であり、整備後の検査や車検時に国の基準を満たしているか等の最終的な判断を行う重要な立場になります。当社では受講資格を満たした方には積極的に受講していただいており、工員の約7割が検査員資格を保有しています。
OFFICE WORK
入社後は、約1ヶ月程度の研修期間があり、その後各部署へ配属されます。